留学81日目:暇になると人は考えなくてもいいことを考えてしまいます。
午前中から降っていた雨は少し弱まってきた。
2日前からの熱は、昨日のうちに下がったが、喉の痛みと咳は続いている。
こっちにきてから体調を崩したのは初めてだったが、生来のの楽観的な性格からか、寝てれば治るとばかりに日がな一日、ベッドの上で過ごした。
さすがに熱が次の日もあったのでこれはまずいと、その日は授業を休み、もっと寝た。
ありがたいことに気にかけてくれた友人が飲み物や食事を届けてくれた。
今日の朝は、シャワーをを浴び2日連続で汗だくになった寝巻きを洗濯した。
そういえば、2ヶ月以上前に買った洗剤と柔軟剤だけれどまだまだなくなる気配はない。
週に2日しか洗濯しないし、1人分なのでこんなものなのだろう。
実家にいるときは、家族5人分毎日洗濯していたのでしょっちゅう詰め替えていた。
洗濯といえば、こっちに来る前はアメリカの洗剤や柔軟剤は匂いのキツいものばかりだと思っていたが、モノを選べば案外大丈夫だった。
ちなみに使っている洗剤はTideというこっちではメジャーな(アタックとかアリエールみたいな)やつで、柔軟剤の方は名前は忘れたが、赤ちゃんの肌にも優しいのが売りっぽいやつ。こっちの方は匂いがキツくなかったから買った。
11月8日は、アメリカ中間選挙だった。
4年間の大統領任期の真ん中で行われるので『中間』選挙というらしい。
こちらの政治については、西海岸と東海岸はリベラルで中部は保守みたいなぼんやりした印象しかない。
選挙結果もよくわかってないが、自分にはこの国の選挙権もないので考えてもあまり意味はない。
日本の選挙期間中は、YouTubeで「うちの党に入れてください!」的なCMを打っていたが、こちらでは、「こいつはこんなヤバい法案を通そうとしているか入れんといてー!」的なのが多かった。
大体が妊娠中絶に絡んでいた。
産めよ増やせよが推奨されているキリスト教圏のアメリカでは、日本人が思っているよりセンシティブな話題なのかもしれない。しかし、教団がバックにつくと面倒なのはどこの国も一緒のようである。
政教分離とはなんだったのか。
かえって今日、11月11日は「退役軍人の日」だ。
英語ではVeterans dayと言うそうで、第一次世界大戦が終結した日にちなんで始まったそう。
この国にとっての最後の戦争は、太平洋戦争ではない。
ついこの間までアフガニスタンで戦争していたし、シリアでもやってるし、ウクライナに武器も供与している。
この国はできた時から戦争ばかりしている。
独立のために戦争し、領土拡大のために戦争し、内輪で戦争し、ヨーロッパで戦争し、帝国主義と戦争し、イデオロギーで戦争し、テロリズムと戦争している。
この国が戦争を止めるのは、世界が平和になった時だろうか、それとも、、、
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