【だいたい4万で行く】コンパクトな楽園「石垣島」
新石垣空港の開業とLCCの乗り入れによって格段にアクセスしやすくなった「石垣島」。沖縄よりもさらに南にある島で、学生ならではのコスト感で楽しんできました。
往復12000円福岡から2時間、まさに楽園「石垣島」

日本を発つ前にどこかへ旅行しようと思い立ち、5歳ごろに行ったきり訪れていなかった石垣島に行くことにしました。使うのはもちろん日本のLCCの代表格「Peach」。時期にもよりますが、私の取ったチケットは、往復で12000円ほどでした。
石垣島に飛行機が近づき、コバルトブルーの海が窓からのぞくと、静かだった機内もにわかにざわつき始めて、文字通り「浮き足立って」いました。そして着陸。ちなみに「南ぬ島」で「ぱいぬしま」と読むそうです。
空港から市街地までは30分ほどかけてバスで移動。市街地に着いた時には、16時近かったので、宿の近くのを散策しました。離島ターミナルにあった石垣島出身のボクサー「具志堅用高」の像を見た後、ハンバーガーショップ「A&W」へ。セットのドリンクをルートビアにしてみましたが、湿布さながらのお味でした。このルートビアは、おかわり自由なので、ルートビア大好き人間には天国かもしれません。


竹富島の水牛車、川平湾、シュノーケリング、サガリバナ
水牛車に乗るために竹富島へ
さて翌朝、竹富島へ向かうために宿から程近い離島ターミナルへ向かいました。石垣島は、周辺の島々へ向かうためのハブとしても機能しており、竹富島だけではなく西表島や波照間島などへも船で渡ることができます。船会社は主に、八重山観光と安栄観光の二つがあり、今回は八重山観光を利用しました。水牛車観光と往復の船便がセットになったツアーをウェブから予約したので、少し割引が効いて3100円ほどでした。


水牛車では、石垣の伝統的な町並みの中をガイドさんの語りと三味線で進みました。車をひく水牛さんにはそれぞれ性格があって、急ぐタイプやゆっくり進むタイプなど生き物が引くからこその楽しみ方がありました。その後、足を伸ばしたコンドイビーチは見ての通りのコバルトブルーで間違いない美しさでした。
川平湾でグラスボート

フェリーで石垣に戻ってきて向かったのは、川平湾。潮の流れが速いため、泳ぐことはできませんが、グラスボートに乗れば美しい海の中をのぞき見られます。私が乗った時には、引き潮で海岸付近の水中は砂が舞っていたため、沖まで出ることになりました。ガラスが少しくすんでいたのもあって、想像したような珊瑚礁ではありませんでしたが、ウミガメが見られたのでよしって感じです。

いい出会いもありました。
陽が傾いてきたので、夕日を見に平久保崎灯台に向かいました。カメラを構えていると、「撮りましょうか」と老夫婦に声をかけられ、少し話をしていると、どうやら2人は写真が趣味でこの時期に咲くサガリバナを撮りにきているとのことでした。「一緒にどうですか」とのことだったので、お供させてもらうことに。


満開とはいきませんでしたが、夜に咲き朝に散る不思議な生態や川面に落ちたたくさんのサガリバナの写真(以前にご老人が撮影されたもの)を見せていただき、楽しい時間になりました。
サル、ワシ、ナマコオオオオオオ
さて3日目は、まず朝イチでカヌー体験へ。インストラクターさんによると、カヌー体験は満潮の時間帯にしかできないので、時期によってできる時間が異なるせいもあってか参加するのは島に来る観光客の1%ほどだそうです。前日に予約できた私はラッキーでした。しかし、このカヌー体験、思ったよりハードで終わった時には汗だくでした。

やいま村
カヌーの後に向かったのはやいま村。石垣の伝統的な家屋やリスザルコーナー、特別天然記念物のカンムリワシが展示されています。リスザルコーナーでは、リスザルが大量にいるケージの中に入り、間近で観察することができます。自分から触ることはできないものの、運が良ければ肩に乗ってくれたりします。私には乗ってくれませんでしたが、、、、。具志堅用高の「俺はカンムリワシになりたい」で有名なカンムリワシは、ちょっと元気なさげに見えました。


やいま村にある食堂でそばを食べた後、飛行機まで少し時間があったので空港近くの白保ビーチに行くことにしました。前日、川平湾の後に米原ビーチというところに行ったのですが、1メートルぐらいの水深にもかかわらず、広く珊瑚礁が広がっていて魚の種類も豊富でした。それを期待して向かった白保ビーチだったのですが、海岸付近は足の踏み場もないほどのナマコっw。ちょっと引きました。ナマコにうろたえていると、あっという間に飛行機の時間が近づき、石垣の旅もこれにて終了しました。
石垣コスパ旅
盛りだくさんの石垣旅行でしたが、食費、宿泊費、チケット、レンタカー諸々を合わせても4万円いかないコスパでした。もちろん宿や食事にお金をかけることはできますが、そんな大人な旅は今度の機会にとっておこうと思います。
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